こんにちは!
カベヤです。
今日は、
「肩こりがひどくて、、、そちらでは、肩甲骨はがしやってますか?」
と問い合わせいただいたので書いてみます。
肩甲骨はがしって知ってます?
あなたは聞いたことがあるでしょうか?
僕的には、そんなに一般的ではないというか、患者さんの口から聞くような言葉ではないのかなと言うイメージでした。
でもこの情報社会をなめてはいけません。
この前も、
「殿筋群とハムストリングスが痛いんです。」
なんて患者さんが現れてたまげたところです。
さすがに痛みのある方はみなさん勉強されてますね!(笑)
で、肩甲骨はがしですね。
肩甲骨って、浮いてます。
いろーんな筋肉のおかげで背中のおなじみの位置に居座ってます。
今、ざっと数えてみるとだいたい18の筋肉がついてると思います。
みんなに支えられてなんぼのやつなんです。
本来は浮いているような骨なので、ちゃんと肩甲骨周りの筋肉が柔らかい人はめちゃめちゃ動きます。
こんなに肩甲骨が動くのは人間だけだって言われてます。
人間は物を投げたら世界一の生物です。
大谷選手なんて165キロ投げますからね...。
この人類の進化も、肩甲骨さんと肩甲骨さんの周りについている筋肉さんのおかげですね。
それが運動不足とかで肩甲骨についている筋肉たちがガチガチになっちゃうと、貼りついちゃって動かなくなっちゃうんですね。
たまに、背中に脂肪がガチガチについてて動かない人もいます。
こうなると五十肩や肩こりはもちろん、実は腰痛の原因にもなります。
スポーツやる人はケガの元にもなりますので注意が必要です。
肩甲骨と背中の間に指が入りますか?
ちょっと、こんな感じで肩甲骨と背中の間に指を入れてみてください。
入ります?
僕は以前はけっこう硬かったんですが、ちょっと前に野球で痛めたのでそれから反省して自分で柔らかくしました。
そもそも身体が硬くて肩甲骨に指が届かない人は誰かにやってもらってください。(笑)
入るならまだいいと思います。
「え、入るけど肩こり酷いよ」
ってひとは、肩甲骨が肩こりの全てではないので他のところが悪いかもしれませんね。
ストレートネックとか。
で、全然入らないって人は、何とかした方がいいです。
肩甲骨ってすごくフリーな奴です。
不自由な生活を強いるのもいい加減にしてあげて下さい。
代謝落ちるし背中に脂肪つきますよ。
肩甲骨はがしとは
まあ、その名の通り肩甲骨と背中の間に手を入れてはがすんです。
ひっついてるところを。
力づくではがす人もいます。(怖いですね)
で、「これやってりゃいいのか?」
というと、そうでもありません。
肩甲骨は本当にいろんな動きをするんですが、まずはどの動きが悪いのか、どの筋肉が硬いのかを診る必要があります。
肩甲骨がはがれたからよっしゃー!これで完璧じゃー!
というものでもないんですね。
なんで動かなくなっちゃったのか?
というのは人それぞれなので個別に診なきゃダメなんです。
今時、そこらじゅうで肩甲骨はがしをやってるところがあるかもしれませんが、意外とそういうところが診れてないように思います。
例えば、特に診れてないと感じるのは前鋸筋ですね。スルーされがちです。
でもこいつがガチガチの人は肩甲骨はがししてもあんまり効果が出にくいんです。
はがせばオッケーなんて簡単なものでもないと思っていただければと思います。
絶対に入らなそうな人へ
まあえらいもんで、こういう仕事をしていると本当にガチガチの人が来たりします。
「うっわあー、これ、いけるかな?」というレベルの人が来ます。
でもご安心ください。今までで何回やってもはがせなかったなんて人はいません。
ちゃんとやっていけばみんな人並みの肩甲骨になってます。
そんな重症の人が肩甲骨をフリーにできた時、皆さん言うことがあります。
「なにか引っ付いてたものがとれたみたい。今までになかったスッキリ感がある」
という感じのことをおっしゃいます。
本当にスッキリしますからね。
僕もすごい嬉しいし、やりがいを感じる瞬間です。
骨盤矯正とかもそうですが、肩甲骨はがしは、言葉だけ突っ走っちゃって変なブームに乗っかって認識がずれていかないか心配です。
怪しい情報には気を付けて下さいね!
肩甲骨をはがして欲しい場合はご連絡ください。
きっとはがして見せますよ。
そして、ちゃんと周りの筋肉たちのケアも忘れずにさせてもらいますね(^^)
それでは今日はこのあたりで。。。
本日もお読みいただきありがとうございました!
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