かべやです。
最近、「寝具ってどう選べばいいの?」とよく聞かれるのでお答えします。
「人生の大半はベッドで過ごす」
なんて言われますが、本当に睡眠は大事です。
人間には自己治癒力がありまして、1日の中で傷ついた組織の修復や、受けたストレスの処理は睡眠中に行われます。
- 夜更かし
- 夜勤などの不規則な生活習慣
- 眠りが浅い
などの理由で、体に支障をきたしている人は少なくありません。
特に重要なポイントは、
夜中の1:00〜2:00の間に熟睡できているかどうかです。
食事よる栄養管理や運動不足の解消も大事なのですが、睡眠もかーなーり重要です。
どんな寝具を使うのかはポイントになってきますね。
そういえば、勘違いしないで欲しいのですが、睡眠導入剤などを使用した際の睡眠は睡眠ではありません。
酔っ払って気を失っている時の睡眠に近いです。
薬を使っていくら寝ても疲れは取れないので、気をつけてください。
薬使うくらいなら寝なくていいです。
目をつぶって、呼吸を整えてください。15分でリラックス効果が見込めます。というか、この方が脳はリラックスできます。
では、寝具の選び方について解説していきます。
硬さは?
一昔前に、低反発枕や低反発マットレスが流行りました。
いまだにけっこう売ってますね。
間違っても、低反発の物は買わないでください。
低反発の寝具は、寝ると沈み込みます。
これが気持ちいいと感じるのもわかりますが、体にとってはよくないんです。
寝ている時、血流が悪くなってくると脳は
「そろそろ血流が悪くなってきたな…おーい!寝返りして体を動かしてくれー!」
と指令を出します。
それで、無意識のうちに寝返りを打って血流を改善するわけですが、これが低反発だとできません。
「あれ?体沈み込んでいて寝返りができない!おーい!寝返りを打ってくれー!」
という風に、血行不良になるのと同時に脳はストレスを抱えてしまいます。
買うなら、高反発です。
寝返りをスムーズに行えるマットレスや枕を選びましょう。
枕の高さは?
枕の高さについては、人それぞれになってしまうのですが、1つだけ言うとしたら、みんな高いです。
バスタオルを重ねたものを枕にして、重ねる枚数で高さを調節していくといいでしょう。
特に、ストレートネックの人は絶対に高い枕をしてはいけません。
首がまっすぐの人ですね。
引用:http://health-meister.com/post-159/
首というのは本来、緩やかに前方にカーブしています。
これがまっすぐだと、何もしていなくても凝ってしまうわけです。
原因としては、
- スマホ見過ぎ
- 枕高すぎ
- 下向き過ぎ
- 首だけじゃなくて背中全体がまっすぐ、平背
などが挙げられます。
バスタオルをくるくると筒状にして、首の下に入れてあげるといいでしょう。
引用:http://home.kingsoft.jp/news/life/deepmuscle/10188.html
頭じゃなくて、首ですよ。
かべやオススメの寝具は!?
僕が使っているものを紹介します。
選ぶポイントとしては、
- 高反発で寝返りしやすい
- 枕の高さ調節ができる
です。
僕が選んだのは、
他にも探せばいいものはあるかもしれません。
値段やクオリティを考慮してこれにしました。
実は、僕は熱狂的ドラキチ(中日ドラゴンズファン)なので、山本昌さんが使用しているというのも決め手になりました。(笑)
人生の大半を過ごすことになる寝具を、少しこだわってみるのもいいかもしれませんね(^^)
あ、体の状態が悪い人が急に寝具を変えると、最初は寝づらかったり違和感を覚えるかもしれませんよ!
当院では「姿勢を変えるには最低でも3ヶ月かかります」とお伝えしていますが、今までの人生をかけて作り上げてきた姿勢を3ヶ月で変えられればすごいことです。
それだけ難しいのです。
コツコツ、時間をかけて直していくつもりでいてくださいね!
それでは。
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