こんにちは!
院長の壁谷です。
今日は、
筋膜はがしという「まがいもの」にご注意を!
というテーマでお送りします。
近年、筋膜というものが脚光を浴びています。
そのスポットライトの浴び方はすごくて、医学会の大谷翔平的な存在です。
ヨガ教室や、フィットネスクラブ、スポーツ界でも筋膜は一般的に認知されてきています。
NHKでも特集が組まれました。
筋膜ブームです。
ですが、
悲しい事に、ブームになると知識のない人が食い物にしようとやって来ます。
筋膜ビジネスをしようとする、いいかげんな輩が増えているんです。
その名も、
【筋膜はがし】
です。
聞いた事ありますか?
無いなら良かったです。
あるなら、もう2度と言わないでください。笑
正しくは筋膜リリース
筋膜リリースっていうのが、正しいです。
医療系の資格を持っていたり、解剖学の知識がある人、筋膜に詳しい人は筋膜はがしなんて言いません。
筋膜リリースって言います。
「解放する」って意味です。
実際に行うときは、全身の筋膜のうち、
●歪んだり、シワがよっている部分を解放する
っていうイメージです。
身体のアイロンがけみたいなもんだと思ってください。
まちがっても、力づくでぶちぶちっと剥がすなんて事はしません。
筋膜はがしたらえらい事になる
筋膜って、
【第2の骨格】って言われてます。
人体を解剖する際に筋膜だけ取り出したら、その人の形してるらしいです。
外側も内側も上も下も前も後ろも全身にあって、
「筋」膜とは言っても内臓や血管や神経もつながってます。
●筋膜のおかげで、身体のパーツがバラバラにならずに済んでいるんです。
崩れないようにまとめ上げてくれているすごいやつなんです。
筋膜はがしちゃったら、全身バラバラですよ。笑
そんなことも知らない人が剥がすなんて言い始めたんだと思います。
だから、最初に言い始めた人はなんの知識もないロクデナシだと思います。
、、、もしこれ見てたら、ごめんなさい。笑
なので、もしあなたが先生と呼んでいる
●ヨガの先生
●整体の先生
●フィットネスインストラクター
などが、
筋膜はがしなんて言ってたら、そんなに筋膜のこと詳しくないかもしれないです。
筋膜が一般的になればなるほど、ちゃんとして知識が求められていきますね。
間違った常識が流れやすい世の中ですが、だまされないように知識で武装していきましょう。
どうか、筋膜はがしという言葉が絶滅しますように。。。笑
それでは今日はこのあたりで。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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